20,
2008
ロックの天使にキスをされ、恋をしてしまったわたし。
おもに60年代から現在まで聴かなければならないアルバムが山ほどあって、アーチスト名やタイトルだけは知っていても未聴というアルバムもたくさんあったりして、これから10年位は掛かるのではないかと考えたりしてるのです。気が遠くなりそうです。
この超有名なアルバムを取り上げるのは、諸先輩の皆さまからすれば今更何だと意見されそうで恐いのですが、スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)、伝説のギタリストのデビュー・アルバムを始めて聴きました。以前から気に掛かっていたのですが、なかなか聴くチャンスが巡ってこなかったのです。
Stevie Ray Vaughan 1954〜1990
古い時代のハリウッド・スターのようなブロマイド。
モテそうなナイス・ガイ。迷いのないすっきりした知性、澱みない感性、優しい目と意志の強さが眉と鼻筋にうかがえます。男らしい豪快さもあわせ持ってるようです。
Stevie Ray Vaughan and Double Trouble
“Texas Flood(ブルースの洪水)” 1983
1. Love Struck Baby
2. Pride and Joy
3. Texas Flood
4. Tell Me
5. Testify
6. Rude Mood
7. Mary Had a Little Lamb
8. Dirty Pool
9. I'm Cryin'
10. Lenny
( Bonus Tracks )
11. SRV Speaks
12. Tin Pan Alley (AKA Roughest Place in Town)
13. Testify [Live]
14. Mary Had a Little Lamb [Live]
15. Wham! [Live]
彼のサウンドは文句なくカッコいい。たった2日間のレコーディングですべてを終えたという。
ヘビーゲージを張ったストラトキャスターからしぼりだすアグレッシブな力強いトーン、情感に満ちたサスティン、肉体の一部と化した愛器からはチョーキングやビブラート、繊細でいながら荒々しく情熱的なドライブ感とサウンドの厚みはブルース・ロックの美しさを体現しています。ブルースをベースにしたインプロビゼーションは創造力を実現するスキル。才能と絶え間ない挑戦からもたらされたこのアルバムは昼も夜もギターとともに過ごした、ギターを弾くために生まれてきた天才の結晶です。
1曲目から虜となりました。エレクトリックの何と豊かな響きでしょう。ただ電気回路を通しただけなのに、一音一音が際立ちストラトに魂が宿っている。SRVと輝かしくアピールしているギターのキズの一つ一つまでもが渾然一体となって主人の思うがままに音を出している。ギターは彼の分身。寝ている間も夢のなかで弾いていたのだ。そうでなければこれほどまでインスピレーションに満ちたプレイを展開することはできなかっただろう。
ベースのTommy Shannon、ドラムスのChris Layton とのあうんの呼吸は3ピース・アンサンブルとして最高のものです。場数を踏んで得られた同志のような結束でしょう。またライブで鍛えられたスティーヴィーのヴォーカルも抑制が効き、派手さはないけれど鐘と祈りのアンジェラス<Angelus>のようにブルースにフィットしたもの。この完璧さはロバート・ジョンソンと同じように悪魔に魂を売り渡したことのサジェスチョン(暗示)なのだろうか?そんな非現実的な疑いさえよぎるのです。
とにかくすべてが素晴らしい!
塗装が剥げ落ち汗がしみ込んだ彼のギターはブルースと格闘した人生そのものに見える。
35才という若さで旅立ったテキサス・カウボーイはギターとともに伝説となったのです


おもに60年代から現在まで聴かなければならないアルバムが山ほどあって、アーチスト名やタイトルだけは知っていても未聴というアルバムもたくさんあったりして、これから10年位は掛かるのではないかと考えたりしてるのです。気が遠くなりそうです。
この超有名なアルバムを取り上げるのは、諸先輩の皆さまからすれば今更何だと意見されそうで恐いのですが、スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)、伝説のギタリストのデビュー・アルバムを始めて聴きました。以前から気に掛かっていたのですが、なかなか聴くチャンスが巡ってこなかったのです。
Stevie Ray Vaughan 1954〜1990 古い時代のハリウッド・スターのようなブロマイド。
モテそうなナイス・ガイ。迷いのないすっきりした知性、澱みない感性、優しい目と意志の強さが眉と鼻筋にうかがえます。男らしい豪快さもあわせ持ってるようです。
Stevie Ray Vaughan and Double Trouble
“Texas Flood(ブルースの洪水)” 1983
1. Love Struck Baby
2. Pride and Joy
3. Texas Flood
4. Tell Me
5. Testify
6. Rude Mood
7. Mary Had a Little Lamb
8. Dirty Pool
9. I'm Cryin'
10. Lenny
( Bonus Tracks )
11. SRV Speaks
12. Tin Pan Alley (AKA Roughest Place in Town)
13. Testify [Live]
14. Mary Had a Little Lamb [Live]
15. Wham! [Live]
彼のサウンドは文句なくカッコいい。たった2日間のレコーディングですべてを終えたという。
ヘビーゲージを張ったストラトキャスターからしぼりだすアグレッシブな力強いトーン、情感に満ちたサスティン、肉体の一部と化した愛器からはチョーキングやビブラート、繊細でいながら荒々しく情熱的なドライブ感とサウンドの厚みはブルース・ロックの美しさを体現しています。ブルースをベースにしたインプロビゼーションは創造力を実現するスキル。才能と絶え間ない挑戦からもたらされたこのアルバムは昼も夜もギターとともに過ごした、ギターを弾くために生まれてきた天才の結晶です。
1曲目から虜となりました。エレクトリックの何と豊かな響きでしょう。ただ電気回路を通しただけなのに、一音一音が際立ちストラトに魂が宿っている。SRVと輝かしくアピールしているギターのキズの一つ一つまでもが渾然一体となって主人の思うがままに音を出している。ギターは彼の分身。寝ている間も夢のなかで弾いていたのだ。そうでなければこれほどまでインスピレーションに満ちたプレイを展開することはできなかっただろう。
ベースのTommy Shannon、ドラムスのChris Layton とのあうんの呼吸は3ピース・アンサンブルとして最高のものです。場数を踏んで得られた同志のような結束でしょう。またライブで鍛えられたスティーヴィーのヴォーカルも抑制が効き、派手さはないけれど鐘と祈りのアンジェラス<Angelus>のようにブルースにフィットしたもの。この完璧さはロバート・ジョンソンと同じように悪魔に魂を売り渡したことのサジェスチョン(暗示)なのだろうか?そんな非現実的な疑いさえよぎるのです。
とにかくすべてが素晴らしい!
塗装が剥げ落ち汗がしみ込んだ彼のギターはブルースと格闘した人生そのものに見える。
35才という若さで旅立ったテキサス・カウボーイはギターとともに伝説となったのです



















